「え!? 加地君がストーカーじゃあなかったんですか!?」

紀山が勢いよく机を叩き付け立つ。

「と言うわけで、姫野を助けてやってくれ」


五十嵐の言葉に、男性陣は“もちろん”と笑みを浮かべる。


正直、信用できるのは紀山と五十嵐だけだった。