「……本当だ。傷がない」 琥珀はさっきまであったはず傷に触れるが、跡形もなく消えてしまっていた 「……では、帰りましょう」 「うん」 今日は大人しく鋼に従うことにした琥珀 着物についた土を払うと、鋼について歩こうとすれば、鋼は突然立ち止まってしまった 「鋼?」 どうしたものかと顔を覗こうとすれば、琥珀の視界がぐらりと揺らいだ