【第二部】鬼に愛された女



笑って大丈夫と言うが、鋼は不機嫌になってしまった


そしてゆっくりと琥珀に手を伸ばし、首筋に触れた


「ここ、切れています」

「え?嘘……」


琥珀も首に触れてみた


たしかに切れていた


「すみません。自分のせいです。自分が琥珀様を傷つけてしまったから」

「私もごめんなさい。勝手に怒って、勝手に出て行って。あなたに迷惑かけてしまった。……本当にごめんなさい」