そんな自分が琥珀様に好意を寄せてはいけない いけないんだ だが、ずっと心に引っかかることがある それは琥珀様の涙 あの方を守る役目なのに、泣かせてしまった これで二度目だろう もう泣かせないと決めていたのにな 「手に入れたいものは自分の力で奪う。でも、それは相手の意志をまずは尊重させる。お前のように全てを狂わせたりはしない」 「……あっ、そう。最後がどうなるか楽しみだな」 白雲はにやりと微笑み、牢屋から鋼を見つめる 鋼も白雲に視線をおくり、地下室を出て行った