「つれない奴」 つまらなさそうに呟くと、白雲は床に寝転んだ そして宙に手を伸ばす 「お前はどうするんだ?」 「自分は……」 どうすればいいんだ? 俺の身分は琥珀様とあまりに違いすぎる たとえ代々百鬼家を守るからといっても、主の許しなしに話しかけるのも許させない