+--+--+--+--+--+--+--+ ばたりと地下牢に続く扉の閉まる音が響く 鋼は、琥珀を連れ去られるのをただ見ていることしかできなかった 「もしかしてお前、あの女に惚れたか?」 白雲は自ら牢に入り、そう鋼に尋ねた でも鋼は何も言わずに牢に錠をかけた 「……図星だろ。今のお前はひどい顔してるぞ」 「うるさい」 「今のお前は俺に似ている。手に入れたくても手に入らない。そうして自分を壊していく」 「……うるさい」 鋼の声音がどんどん低く、冷たくなる