「待って鋼。寝るまでここにいて」 お願い……。と、御簾ごしから聞こえてくる 「……では、早く寝床についてください」 「わかった。ねぇ、それよりそこ寒くない?中に入ったら?」 「大丈夫です。お気になさらないでください」