【第二部】鬼に愛された女



「そうなんだ。その人って鋼にとってどんな人?」


「大切な方です。その方を守ると誓ったのに、守ることが出来なかった。とても悔しかった」


ですが……。と、言葉を付け足して鋼は琥珀に視線を送った


綺麗な瞳が琥珀を見つめてくると、琥珀の心臓の鼓動が早くなっていった