徹夜明けの頭をフル回転して考える。

「え、えーっと。」

二人は、お互いの顔を見合わせ、

頷き合った。

いや、違う、

たぶん、その想像、間違ってる!!

親のいない隙に俺がこっそり彼女を連れ込んだに違いない。って思っただろ!!

「ま、おまえもそういうことに興味のある年だしな。」

「向こうの親御さんは心配してないかしら。」

やっぱりそうだーっ!!

親御さんって、あんた達ですけどお。

「とにかく、親に黙ってそういうのは感心しないな。ちゃんと紹介しなさい。

そうだ、いっしょに朝ごはんを食べよう。」