ONESTAR

「は、はい!」



いきなりねーちゃんに振り向かれて我に返った。

今、俺は、ねーちゃんのポニーテールに手を伸ばそうとしていて、ねーちゃんが振り向かなければ、

俺は、ねーちゃんの髪を鷲掴みにしていただろう。



「どうしたの?」