キュッと唇を引き結び、イチムラは俺を睨みすえた。

「だからあたし、リュージとつきあってんの。

リホちゃんはこんなにきれいな自分があんな男にホレてるのが許せないのよ。

だから素直になれないの。

ねえ、大笑いよね。

だからあたし、リュージにモーションかけたの。