あたしは実から手紙がこなくなってから、夜の仕事を辞めた。 木村先生と相談しながら仕事を探し、アルバイトを転々としつつある。 いくつく先もわからず、日々を過ごす。 けど、そんな自分でもいいと思った。 木村先生からもらった本に、こんなコトバがあったのだ。 「居心地がいい場所をさがす猫のように 自分の場所をさがしてみてはどうだろう」 今、あたしは夜は絵を描き、美術検定の勉強をし、昼は小さな雑貨屋さんの売り子を今はしている。