愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】



りょーかい、と返事をする。他のメンバーも似たような返事をしていた。



「怪我人は?」

「重傷者はいねぇよ。ほぼかすり傷だ」

「そうか」



俺の答えに蓮が安心したように息をつく。



「それより、パーティーで何があったんだよ?」



せっつくように俺が言うと、蓮に一枚の紙を渡された。



「何だこれ?パンフレット?」



渡されたのは二つ折りにされたカラーのパンフレット。



「ヘンリック・カイヴァント?個展?誰だよこれ」



パンフレットに書かれた、外国名と『個展』の文字。

俺の困惑した声に、隼と颯が側に来てパンフレットを覗き込む。



「この人、世界的に有名な画家だよね?この人がどうかしたの?」



颯はこの人を知っているらしい。

世界的に有名な画家って……なんでそんな奴の話が出てくるんだ?



「パーティーで会った」

「それで?何かあったの?」



蓮の歯切れの悪い返事に、隼が焦れたように言う。



「中、見てみろ」



蓮に言われた通り、パンフレットを開く。