愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】



「あの二人組はキョウとスイ。真梨真梨うぜぇのがキョウで、金魚の糞がスイな」

「キョウとスイ……か」



颯の呟きに頷く。



「あと、phantomって名乗ってた」

「チーム名ってこと?」

「ああ」

「ふーん……」



颯は考え込むように顎に手を当てている。



「phantom……幻、か」



蓮が口を開く。



「聞いたことあるか?」



蓮の問いに、全員が首を横に振る。



「新しいチームか……。これからも真梨を狙ってくる可能性があるな」



狙いは完全に真梨だ。蓮の言う通り、これからも真梨を狙ってくるだろう。

蓮が口を開く。



「大河、他に聞き出したことは?」

「いや、有力な情報はないな。溜まり場とかも今んとこないらしい。急拵えって感じだった」

「ふーん……。颯、詳しく調べとけ」

「うん」

「それから、何があっても真梨を一人にしないこと。この中の誰かが必ず一緒にいるようにしろ」