愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】



蓮の言葉に光が頷く。

蓮は泣いたままのあたしの涙を優しく拭って、あたしの体を抱き上げる。



「蓮……」



あたしはぎゅっと、蓮の首に手を回して抱きついた。



「安心しろ。大丈夫だ」

「うん……」



蓮の優しい声色に、心が穏やかになっていくのがわかる。涙も引っ込んでいった。

蓮はそのまま幹部部屋へ向かっていく。

幹部部屋に入ると、そこには大河と隼がいた。



「おかえり〜〜」



なんら変わらない隼が笑顔で迎えてくれたことに、安心した。

大河も見たところ怪我をした様子はない。



「思ったより早かったな」

「そんなことより、どうなってんだよ!」



大河の呟きのような声に、タカが言う。



「あー、なんか急だったからさー。連絡わすってたわ」



大河があくびをしながら呑気に答える。



「わすってたじゃねぇよ……。こっちがどんだけ肝冷やしたと思って……」

「そんなことより、何で真梨抱っこされてんの?靴擦れ?」



大河は本当にこの襲撃のことを何とも思っていないみたいで、少し怒り気味のタカを無視して、そんなことを言う。