愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】




「……いいなぁ。欲しいなぁ、真梨ちゃん」



そう呟いた男の正体を知るのは、もう少し後の話。








すぐに蓮たちと合流して、しばらくで帰路に着いた。

それからの夏休みは、いつも通りの日常を過ごした。

平和に日々が過ぎ、夏休み終盤を迎える頃には、あの男たちのことはすっかり忘れていた。