氷の魔方陣を作り出す。
氷の二角獣が現れる。
「私と来るか?」
せせら笑いながら挑発する。
「いいわ。」
氷の二角獣に乗りながら何処かを目指す。
闇の世界の川は大きくうねりは一定ではなく渦を巻いている。
質の悪い魔物のいる向こう岸を指差し。
「あれが見えるか?」
「あれは何?」
石像の森がある。
「怖いか?」
「あれが魔物なの?」
「石に変える魔物がいる。面白いぞ。」
縄張り争いは頻繁にある。
森の奥が光る。
石に変えられた時に…。発光する。
光は放たれると空に浮かぶ。
ローズは空を見上げた。
「綺麗な帯び。」
オーロラが出ていた。
「そちらの世界では魂と呼ぶらしいな。」
それは闇の世界の結界の糧になる。
「綺麗だけれど、なんだか切ない…。」
二角獣が急に顔を上げる。
何かが弾かれた音がした。
地面に氷の破片に…。
「ふん…。毒か?」
「ネージュ…。」
その眼が何かを感じていた。
「いるなら出てこい。」
ゆらりと猫の使い魔が現れた。
「それを貰いたい。」
二角獣が嘶く。
「私か?これか?」
「餌は極上らしい。力が倍増するなんて甘いものには特別弱くてな。さっきは気づかなかったが。」
「戻ってくるとは思ったがシャルドネ…。命は惜しくないか?」
フフフと笑う…。
俊足の紫のロン毛が牙を向く。
毒の刃が心の音を止めようとした。
氷の粒がそれを防いだ。
切り返した毒の刃はネージュの首を狙う。
銀の魔方陣がそれを防いだ。
「余計なことを…。」
ネージュの片手が発光すると紫のロン毛の横腹を貫く。
横腹は凍り付けになっていた。
川原には猫が横たわる。
「殺せ!」
ネージュはほくそ笑み心の音を止めようと狙う。
銀の魔方陣がそれを防いだ。
「!」
「ネージュ…。」
その眼が何かを感じていた。
止めろ…。その眼で見るな。僕に入って来るな。
猫は川に飛び込んで消えた。
「お前は…。何がしたいのだローズ…。」
氷の二角獣が現れる。
「私と来るか?」
せせら笑いながら挑発する。
「いいわ。」
氷の二角獣に乗りながら何処かを目指す。
闇の世界の川は大きくうねりは一定ではなく渦を巻いている。
質の悪い魔物のいる向こう岸を指差し。
「あれが見えるか?」
「あれは何?」
石像の森がある。
「怖いか?」
「あれが魔物なの?」
「石に変える魔物がいる。面白いぞ。」
縄張り争いは頻繁にある。
森の奥が光る。
石に変えられた時に…。発光する。
光は放たれると空に浮かぶ。
ローズは空を見上げた。
「綺麗な帯び。」
オーロラが出ていた。
「そちらの世界では魂と呼ぶらしいな。」
それは闇の世界の結界の糧になる。
「綺麗だけれど、なんだか切ない…。」
二角獣が急に顔を上げる。
何かが弾かれた音がした。
地面に氷の破片に…。
「ふん…。毒か?」
「ネージュ…。」
その眼が何かを感じていた。
「いるなら出てこい。」
ゆらりと猫の使い魔が現れた。
「それを貰いたい。」
二角獣が嘶く。
「私か?これか?」
「餌は極上らしい。力が倍増するなんて甘いものには特別弱くてな。さっきは気づかなかったが。」
「戻ってくるとは思ったがシャルドネ…。命は惜しくないか?」
フフフと笑う…。
俊足の紫のロン毛が牙を向く。
毒の刃が心の音を止めようとした。
氷の粒がそれを防いだ。
切り返した毒の刃はネージュの首を狙う。
銀の魔方陣がそれを防いだ。
「余計なことを…。」
ネージュの片手が発光すると紫のロン毛の横腹を貫く。
横腹は凍り付けになっていた。
川原には猫が横たわる。
「殺せ!」
ネージュはほくそ笑み心の音を止めようと狙う。
銀の魔方陣がそれを防いだ。
「!」
「ネージュ…。」
その眼が何かを感じていた。
止めろ…。その眼で見るな。僕に入って来るな。
猫は川に飛び込んで消えた。
「お前は…。何がしたいのだローズ…。」



