迷惑な訳ねーだろ。

星羅が
居なくなった方が
迷惑何だよっ

みんなが
心配して…イラついて…

バカだろ。

星羅は
何にも分かってねー

「俺は星羅を取り戻す。」

『あ~』

俺の言葉に同意するみんな。

「櫂兄ちゃん。
どうすればいいの?」

「家を世界を動かす。
空也。
俺達は菅原家も潰す。
それでもいいか?」

「はい。
あんな家に何の未練もないですから。
星羅を救えるなら
菅原家を潰すぐらい
どーって事ないですよ。」

「そうか。
じゃあ凪説明してくれ。」

「分かった。
俺が調べたのは
菅原家の裏金について。
可笑しいと思ったんだ。
いきなり
経営が赤字なる何てね。
菅原家と言ったら
世界にも名は通っている。
なのにここ数年で一気に赤字。
その理由は
会社の利益のほとんどが裏金に回っていたから。
裏金の使い道は
ある官僚への投資。
その官僚は上に行く為に
菅原家の投資を他の官僚に渡した。
そして少しずつ歩き
今では次期総理大臣。とまで言われている佐伯一郎。
俺達は
ある人へこの情報を渡そうと思う。
そしたら菅原家は破綻。
その官僚一家も破綻。
星羅は情報と引き換えに
何の関係も無かったとして
すぐに俺達に引き渡してもらう。って言う所かな…」