「お前がつまらない奴だったから」 「そんなことで!?」 水をかき分けて、陸地にたどり着く 水で重くなった服を軽く絞ってから池からあがった 「お兄様大丈夫!?」 「……なんとか」 「私、拭くもの借りてくる!」 近江は俺のために、拭くもの取りに戻った その間に俺は水を絞り取る