「あんた、名はなんていうの?」 「は?」 「だから名はなんていうのよ!」 「……魁」 「魁か……。あなた、刀は扱えるかしら?」 「……少しなら」 「そう。なら少し私に付き合いなさい」 持っていた刀を俺に投げ渡してきた