「遺書、なかったらしいよ。違うかもしれないよ」

 小夜から彼氏をとった形で、新一の彼女になった絵美は、暗い顔でうつむいていた。

「小夜のこと、考えるのやめよう。あたしだって、辛いよ。自分のせいで死んだのかもしれないって考えると」

「……」