「どうして?私が嫁ぐはずの殿方だったのに奪ったの?」

「あら、奪ったわけじゃないわ!相手から私の方がいいとおっしゃったのよ。階級のあなたより美しいとね。」

「っこの!」

「そこまで。」

私はすっと部屋の入る。

その途端部屋の中で言い争っていた2人どころか周りまで静かになる。