次郎が恐縮そうに頭を下げた。
僕は、愛弓の機転に感心した。
「みんな愛弓の言う事聞いてくれるかな?
聞いてくれる為に来てくれたんだよね?」
21人の男達がオ~と言う声が島に響いた。
「オーケー。じゃみんな剣の会だよね。」
またもやオ~っと男達が声を張り上げた。
まるで小さなライヴ会場だった。
「サンキューサンキューじゃあとで、握手会しょうね。それに今日は、みんなの見た事のない愛弓の私服だよ。
あとは、お兄ちゃんに任せるね。」
愛弓は、ジーンズが破れてる事には、触れず岩から飛び降りた。
代わって次郎が岩に登った。
「え~皆さんご苦労様です。愛弓の兄の次郎です。
皆さんが今回愛弓の為にわざわざお越し頂きありがとうございます。
あまり時間がありませんがまぁ1つ話を聞いて下さい。
いいかな?」


