「次郎さん、立竜会が本当に俺達の邪魔するんですかね~?」



「するんじゃないかな?俺は、あそこの組長の倉木から嫌われてるしな。

それにあそこの下には偽右翼団体があるからなあ。」



「え~!!」



河田は、完全にビビっていた。


僕も正直怖かったが河田のビビり方を見ると逆に少し落ち着いた。



「あんた!何ビビってんのよ。

立竜会なんて大した事ないよ。

国と戦争になるかも知れないんだから。
次郎さんそれと私は剣の会に入れない訳私なんてこいつを、よく竹刀で叩いてるわよ。

そういうの喜びのよ。

愛弓ちゃんを入れて私を入れないって不公平よ。」



河田と和美の夫婦生活またもや聞いてしまった。


次郎は笑いながら答えた。



「そうだな。それは、言える河田より度胸があるし忘れてたすまん。すまん。和美ちゃんも剣の会一員だよ。」