「おはようございます。」
「おお、おはよう。コーヒーもパンもあるぞ。
沢山食べておけよ。それと、向こうに行けば湧水を貯めてるから顔を洗って来いよ。
俺は、全身吹いて来たぞ。お前は、金タ×だけは、吹いておけよ。」
次郎は、そう言うと乾いたタオルを僕に投げた。
僕は、次郎の指差した方向に歩いた。
バケツとポリタンクが置いてあるのですぐに分かった。
山肌からチョロチョロと水が流れていた。
上手く山肌を削ってバケツに流れ込むようにしてあった。
バケツには細かい網目の蓋が付いていて葉っぱや小石などが入らないようにしてあった。
横にポリタンクが2つ置いてありどちらも満タンになっておりきちんとキャップが締められていた。
僕は、バケツを引き寄せ蓋を取るとそのまま顔を洗って口をゆすいだ。
山肌の窪んだ部分に次郎の物と思われる歯磨き粉と歯ブラシが置いてあったが、僕は、1日くらい歯を磨かなくてもいいだろうと思い、口をゆすいぐだけで済ませた。
冷たい水だった。
目が覚めた。次郎から借りたタオルで一応股間を拭いた。
スッとした。


