「純一愛弓ちゃんを起こしてやれ。

河田愛弓ちゃんを頼むぞ。」



僕は、愛弓の赤いテントに行って外から声をかけた。


少しして愛弓はテントから出て来るとあくびをした。



「おはよう~眠いね。お腹空いたあ~。」



「純一、何かあっただろう。用意してやれよ。」



「次郎さん大丈夫私の方分かるから。」


愛弓は、食料を置いている所に行くとサンドイッチとジュースを持って来て食べ始めた。



「このジュース好きね。

さあて今日もおじさん達を騙すかな。

明日来る時何か要る物とかある?」



「いや特にないよ。今のところ全部揃ってるし明日は、河田の奥さんくるからな。」



「次郎さんの好きな肉まん買って来てあげるね。その他2名にもね。」



僕と河田は、その他らしかった。

次郎は、苦笑いを浮かべてうなずいている。