「え~!国に喧嘩ですか!?犯罪者ですか~!」



「河田お前は、顔や存在が犯罪だよ。心配するな。

それより大きな声を出したら愛弓ちゃんが起きるだろう馬鹿野郎。」



確かに国に喧嘩を売ってる。

このまま行けば捕まったりするだろうなあと僕は、人事のように思ったがまぁそれも分かってた事だし、と少しクールに受け止めている自分驚いた。


今更退けるかと言う気持ちもあったしワクワク感もあったのも間違いない。



「河田にも純一にも言っておくが、辞めたくなったら俺は、止めない。」



次郎は、ボールペンを口にくわえて洞窟を出た。


僕も河田もそれについて行った。


今日はとりあえず薪木用の枯れ木や枯葉流木などを集めるだけで終わった。


太い木使えそうな大木には、次郎が印を付けるだけで終わった。


何に使うのか分からなかったが。


次郎は熱心に印を丸記しと三角の印を付けて行った。


薪木は、沢山集まった。


洞窟に戻った時は夕方4時を過ぎていた。