「俺とは、友情がないって事ですか~。」
「まぁまぁ河田ちゃん次郎さんのジョークよ。
それより友情より愛情がいいなあ私は。ねぇ次郎さん。」
次郎の顔が赤くなった。
「ジョークよ。次郎さん可愛い。おじさんには興味ないから安心して。
子供にも興味ないからね。純一君。」
僕は、愛弓は次郎を、特別な目で観ていると思った。
年上には、大抵「ちゃん」を付けて呼ぶのに次郎にだけは「さん」を付ける。
恋愛感情か分からないが愛弓が次郎を、意識してるのは間違いないと僕は思った。
次郎は、愛弓をどう思ってるのか。
やはり特別な女なのだろうと思った。
次郎は、女性に不器用だった。
だが、こちらも恋愛感情なのか元々美人に対して緊張する次郎なのでそのあたりはイマイチ分からなかったが美人でも次郎が、1人だけ一緒に飲んでた女性が愛弓だったし今回の計画に参加までさせている。
何らかの感情があるのは、間違いなかった。