僕は、頭を下げた。河田は、何度も頭を下げた。愛弓ちゃんは、ピースサインをだした。
「組長ありがとう。だけど、これは、有り難く借りるけど変わりに組に入れとか言わないでよ。」
次郎は、カラッとした声で言った。
藤本が近づいて来て次郎に言った。
「立竜会が、次郎さんの行動を、監視してるみたいだ。気をつけて下さい。」
「ああ、知ってるよ。ありがとう。」
「え!立竜会がですか~。」
河田が大きな声を出した。
「河田ちゃん、何びびってんのよ。立竜会なんて大した事ないないスケベなだけよ。」
愛弓が力強く言って河田の肩を、ボンボン叩いた。
少し酔いが覚めてるように見えた。
愛弓は、可愛いだけで、なくて度胸がある事でも有名なホステスだった。
お店の同僚が、立竜会の連中に身体を触ら過ぎているのを見て灰皿で殴った話しは、有名だった。
僕と同い年だが、16歳の時から、年をごましかして夜の世界で生きてきていた。


