「次郎さん、ダミーの中に紛れたいと言う志願者がいるようなので銃を持たせて中に紛れて貰いますか。」
「任せるよ。」
僕は、何人かダミーに紛れて攻撃に参加すると言ってた人達を思いだして次郎に進言した。
僕達は、猟銃とダイナマイトと手榴弾を持てるだけ持って洞窟を出た。
武器を使える者に武器を配り、ダミーの中に紛れたいと言っていた者にも武器を渡した。
合図があるまでは、武器を使わない事を念を押した。
皆、緊張もあったが興奮してるようだった。
武器のある洞窟に戻ると次郎は、居なかった。
しばらく皆でそこで待って居ると次郎が戻ってきた。
「ご苦労さん。」
次郎は、そう言うと腰を下ろした。
「次郎さん何処に行ってたのよ?」
愛弓が聞くと次郎は、すぐに答えた。
「武器を他の場所にも置いて来たんだよ。」
そう言うと次郎は、黙った。
それ以上聞けない雰囲気が次郎には、あった。
次郎がこの戦いにただならぬ、気持ちで挑んでるのは分かるが、周りや仲間も居るんだと言うのも分かって欲しかった。


