皆が耳がビリビリするくらいの声でオーと叫んだ。
「剣の会湯の街解放同盟の力を見せてやろうじゃないか!!
俺達は、その辺の腐った日本人とは、違う真の日本人だって事を見せてやろうじゃないか!!」
皆の声が島中に響き渡り身体が揺れるようだった。
次郎の言葉をありきたりかもしれないが力があった。
非常に直接的で単純な言葉を並べながらも次郎の声に魂が入っているようで皆が興奮状態になってるのが分かった。
ミュージシャンで決して歌が上手くないし大きな声でもないが、まるでスピーカーが焼けるのではないかというような声を持ったミュージシャンがたまに、居るがそれに似てるなぁと僕は、思った。
次郎は、それだけ言うと頭を下げ僕達を連れて武器を置いてある洞窟に向かった。
もう一つの洞窟に着くと次郎は、武器類をチェックし始めた。
大量猟銃が吉井によって送られていた。
ダイナマイトも手榴弾もかなりの数があった。
「純一、お前達で猟銃と手榴弾とダイナマイトを使える者に配って来い。
合図をするまで使うなと言っておけよ。
それと、お前と愛弓は、拳銃も持っておけよ。」
次郎は、そう言いながら自分は、最初に持って来た古い日本刀と1発しか、弾の入ってない拳銃を腰に差した。
「次郎さん自分ももっと武装したらどうなの?」
愛弓が次郎に頼むように言った。
「俺は、この洞窟から使う時には、自由に使うから大丈夫だよ。」
次郎は、愛弓に微笑んだ。
愛弓は、不満気な顔をした。


