上島が僕の行動を褒めてくれた。
和美も河田も驚きながら同じように褒めてくれた。
愛弓が僕の尻を軽く蹴りながら、言った。
「まぁ、あまり調子に乗りすぎは、良くないよ。」
僕は、愛弓にはいはいと返事を返した。
次郎は、上島、河田、和美にも猟銃を持たせると下に降りようと言い皆で下に降りて行った。
河田は、猟銃が下手な為に猟銃を持つのを嫌がったが、次郎がお前が撃たなくて俺が撃つから気にするなとピシャリと言われた。
次郎は、決戦を前に独特な雰囲気を漂わせ始めたような気がした。
笑ったり冗談も言うが指示をする時には、有無を言わせない感じだったし何か張りつめた緊張感のような何とも言えない物がこちらにも伝わって来て皆背筋を思わず伸ばしてしまうような感じだった。
下に降りると人々がそれぞれの部署に付き始めた所だったが、新しい人に色々教えたり怖がるなと言ったりなかなか大変そうだった。
それぞれの部署の班長的な存在の人達は、次郎の姿を見ると 集まって来た。
次郎は、不具合は、ないか聞いたが、特に無いようだったし先ほどの小競り合いを謝ってきた。
次郎は、気にするなと言いながらあちこち見て回ると、浜辺の真ん中に立ち声をあげた。
「いよいよ決戦だ!!我々剣の会湯の街解放同盟は、出来る限りの準備をしたよな!!」
皆がオーと声をあげた。
「相手は、強いが我々なら勝てるぜ!!」
皆がまた、オーと答えた。
「剣の会湯の街解放同盟は、この腐った日本から脱却して新·日本を作り世の中を変えて行く。
その為の最初の戦いだ!!
我々こそが真の日本人だと言う事を見せてやろうじゃないか!!」


