「純一お前が剣の会のナンバー2だ。
ナンバー2なんて意味がないかも知れないが、こういう時には、きちんと序列があった方が良い場合もあると思う。
2人を連れて行け。
任せたからな。」
次郎が、ナンバー2を強調したのは井原兄弟に僕に、従うようにと言う意味も含まれてる気がした。
僕達3人は、山を降りて、洞窟に向かった。
見張り場所に3人で急いで戻ると次郎と愛弓だけが残って下を見ていた。
僕達3人は、猟銃7丁と機関銃1丁それにダイナマイトを50本持って来た。
海に近い洞窟には、沢山の武器があったが山にも少しは、持って来た方が良いだろうとの判断からだった。
「ご苦労さん、今河田達には、漁船を移動させる為に行ってもらってるよ。」
見ると漁船が3艘動き始めていた。
島の裏に回るようだった。
16艘の漁船のうち8艘は、既に人だけ乗せて帰っていた。
漁協の組合長が人だけ乗せ返したのだろう。
残る8艘のうち3艘が、河田、和美、上島により島の裏に回ろうとしていた。
「1艘残して全部裏に回すよ。
敵が来てむちゃくちゃにされたら困るからな。」
次郎は、そう言った。


