和美と一緒に吉井の組長が若い男を2人連れて来た。
「次郎、いよいよ決戦だなぁ。
俺も10歳若ければ参加したんだがな。
これは、うちの若い衆だ。
好きに使ってくれ。
前から参加したがってたしお前の事も尊敬してるようだ。」
二人の若い男は、次郎に頭を下げよろしくお願いしますとだけ言った。
次郎に憧れてるのか次郎を見る目が嬉しそうだった。
「好きに使っていいのかな?」
次郎は、若い二人に聞いた。
「はい。何でも言って下さい。
山中さんに命を預けます。
もちろん組長にも預けてますが、今回は山中さんに命を預けさせていただきます。
私井原孝文と言いますこっちの若い方が井原孝二です。
私の弟であります。」
二人のうち少し背の高い方がそう答えた。
「命をあちこちに預けるんだな。
まぁいいよろしく頼むよ。
山中さんは、辞めてくれ次郎さんでいいよ。」
「次郎さんもっと優しくしてあげなよ。
この兄弟は、若いけど今売り出し中の兄弟で、評判もいいんだから。」
和美が次郎を咎めるように前に出てきた。


