「純一が言いたいのは、結局きちんと俺達は、出来る範囲の準備をした。
後は、勝つ気持ちで当然必死にぶつかって行くが、重要なのは、その姿勢だって事だろう。
それで負けても必ず誰かが評価してくれる。
そうすれば、その評価が今回もしも、負けても革命の火は消えなくてまた新しい仲間に飛び火するだろうって事じゃないのかな。」
次郎が静かに言った。
「そうです。
もちろん負ける気では、行かないですが革命の火は、違う形になっても飛び火すると思ってますね。
当然パッシングもあるでしょうが、分かってくれる人もいると信じてます。」
「純一君ずいぶん考えるようになったんだね。
私もそう思う。
だけど、負けないよ。」
「お前達は、それでいいよ。」
次郎が、呟いた。
「次郎さんには、違う意見があるんですか?」
「いや、無いよ。」
次郎は、そう言うと寝転んだ。
次郎の表情は、見えなかった。


