そう言いながら僕のヘルメットとニット帽を返し自分のニット帽を取って見せた。
次郎は、モヒカンにしていた。
腹巻きがら櫛を出すとモヒカンを立てて見せた。
「まぁやって見たかったんだな。
だけどモヒカンにして汗を、かいたりすると肝心な所が立たないからな。
立たないモヒカンはイマイチだろ。
櫛を持ち歩く為の腹巻きでもあるしこいつを、持ち歩く為の腹巻きでもある訳だ。」
そういうと次郎は、腹巻きから黒い革ケースに入ったナイフを出した。
「本当は短刀とかにしたかったんだがあいにくいいのが品切れだった。」
僕は、ピカピカ光るナイフを見ながら、本当に始まると思うと睾丸がキュッと上がる感じがした。
伸ばしてた髪を切った事にくよくよしてた自分が、馬鹿馬鹿しくもあった。
「もちろん、日本刀は3本、島にもう置いてあるよ。
剣の会に日本刀がなければな。カッコつかないしな。
島には、ほとんどの物は、河田と俺で、もう置いてきてあるよ。」


