「とにかく、薪を外に皆で投げ出す。
それからは、さっき言った順序だがもしも敵の反撃が激しければ直ぐに徹底だ。
分かったな。」
愛弓は、銃を取り出して微笑んだ。
予備のマガジンにも弾を入れ軍パンのポケットに入れた。
上島は、ライターに火を着けて確認すると頷いた。
僕は、お腹に力を入れ愛弓のように微笑もうとしたが、引きつった笑いになってしまった。
しかし、こうなりゃやるしかないと思った。
この先まだまだ厳しい状況があるかも知れないこのくらいで剣の会ナンバー2がびびってどうすると思った。
「純一、びびってもいいんだぜ。
そりゃ、誰だってびびるよ。
足が震えながらでも前に進め。」
次郎がゆっくりと言った。
僕は、少し気が楽になった。
薪を外の次郎指した方向に4人で投げた。
一気に洞窟を出る。
上島が僅かに遅れるが必死に付いてくる。
僕は、さっき僕を銃撃した方を愛弓に指す。
愛弓がその方角に2発撃ち込む。
愛弓の撃った辺りの山で何かが動いた。
次郎は、上島が火を着けた薪をその方角に投げ込む。


