あまりにも過激な行動を見た人々が憂鬱な顔になるのは、良く分かった。
昼から交代するメンバーが来ると海上保安庁の船の残骸を見て驚きと喜び或いは、沈痛な顔つきになる者人それぞれ反応が違った。
既にある程度の情報を知ってる者がほとんどだった。
「脱落者が出るな。仕方ないか。」
次郎は、小さく呟いた。その顔には、心配の色は、見えなかった。
「純一君、逆に考えろ。これで脱落者が出た方がいいぞ。
いきなりまだ激しい戦闘になった場合に一気に人が逃げたりするよりもある程度これで淘汰される訳だからな。
まだ激しい戦闘が起きた時に、混乱が少なく戦えるよ。」
上島が僕に言った。
確かに、それは、言えるがどれだけの脱落者がでるのか僕には、予想出来なかった。
「純一君、色々考えても仕方ないよ。居なくなる人は、居なくなるんだから。
結局残った人で戦えばいいじゃない。」
和美が僕の背中を思い切り叩いた。
「そうだ。和美の言うとおりだよ。」
「あんたが1番びびってるでしょう。」
河田が和美に怒らていた。
愛弓も藤本も佐竹も次郎と同じで静観してるようだった。


