レボリューション剣の会湯の街解放同盟


やはり、次郎が帰って来るだけで更に皆の雰囲気が良くなった。


僕には、まだ無い力だった。


僕は、いつか僕なりの形で次郎のようになりたいと思った。


その日の夜から次郎は、皆が止めるのも聞かずに島に泊まるようになった。


その日の夜は、藤本や佐竹や他のメンバーも街に帰った。


僕と次郎の2人だけの久しぶりの夜だった。



焚き火の前で2人で食事をする。


次郎は、美味そうに愛弓と和美が作ったうどんを食べる。


ゆっくり噛みしめるように食べていた。


「純一やはり病院で食うより美味いなあ。」



そう言うと僕に、笑いかけた。


しかし、うどんを1杯食べると次郎は、どんぶり鉢を洗いに行きコーヒーを飲んだ。



「次郎さん食べないですね。」



「そうか。まぁそうだなあ~。

病院食に慣れてしまってて胃が小さくなってるんだなあ。」


次郎は、良く観るとやはり少し痩せたようだった。



次郎は、僕が食べかけてたおにぎりをヒョイと取ると口の中に入れてゆっくり噛みしめた。



「まぁだんだん食べれるようになるよ。
俺だって多少は、人間なんだぜ。」



そう言うと次郎は、笑った。