レボリューション剣の会湯の街解放同盟


「やはりまだ完治してないんですか?」


「完治する訳ないじゃないか。

あの医者も止めたんだが次郎さん無理矢理出て来てるんだよ。」



藤本が首を振りながら言った。



「事態が急変しそうだからですね。」



「そうだな。やはりあの人の責任感だろうなぁ。

しかし、肉体的に無理は、させられないぜ。」



もちろん肉体的に無理は、させられないし藤本は、責任感と言ってくれたがやはり次郎が島に居るだけで全体の士気は上がるのだ。


僕では、まだまだ無理な事だった。


藤本は、その辺りの事も分かっているが敢えて触れないのだろう。


藤本の優しさと次郎が革ジャンを急いで着たのを見て僕は、グっと熱くなった。

次郎は、自分自身の怪我を周りに見られないようにしたのだ。


近くに居た愛弓や僕は、気付いたが周りの人々は、気付いてないようだった。



「まぁ無理は、させられない。

この事は、河田も和美ちゃんも上島さんもついでにうちの佐竹も知ってる事だから。

純一君と愛弓ちゃんには、俺から後で言おうと思ってたよ。」



「だけど、次郎さんが無理しないって出来ますか?

ああいう性格だから無理するんじゃないですか?」



僕は、次郎の性格なら怪我をしていても無理をしそうなので藤本に聞いた。