愛弓の声が響いた。

皆がドッと笑った。

僕は、少し落ち着いた。



「え~秋山純一です。

ナンバー2と言っても次郎さんも言ってましたが、剣の会には上下と言うのは、ないんですよね。


だけど、これだけの人達が集まればどうしてもリーダー的な存在が要りますよね。


次郎さんがそのリーダー的な存在でしたが、皆さん多分ご存知でしょうが次郎さんは、襲撃されまして怪我をしてます。

そこで一応次郎さんが帰ってくるまで皆さん協力してもらいながら、若いですがリーダー的なと言うかまぁリーダー的ですかね。


そう言う役割をしたいと思います。


しかし、僕は、経験も体力も度胸も全て次郎さんに負けますので皆さんの協力が、必要です。


え~どうかご協力下さい。


それと、山中次郎は、不屈の男です。

直ぐに戻って来るはずです。


では、皆さんよろしくお願いします。


あ~それと、作業は、更に過酷になるかも知れません。


我々は、我々の行動を邪魔する人間は、迎え打つ気でいます。


これを、聞いて自分には、それは、出来ないと方は、これから来なくても剣の会は、それを、ビビったとか思いません。

皆さんには、皆さんの個々の事情があるはずですから、剣の会は出入り自由の会ですからね。」