「そうだな。今は、居ないよな。


ここは、お金が出る訳じゃないから純粋な人間しか来ないのかもなあ。


こういうのは、俺も初めてだから分からないがな。


だが、中途半端なインテリが居ないからいいのかもな。」



「中途半端なインテリですか?」



「そうだな。こう言っちゃマズイが純一君くらいの大学ならいいんだよ。


だけど、俺は、昔はトンネル工事をかなりやったがトンネル工事は、お金もいいがハードなんだよ。

トンネルに中途半端な大学出は、作業員としてきても使えないなあ。


元請けなんかは、それじゃないと採用しないが中途半端な大学出は、ゼネコンなんかには、居ないぜ。


1度まあまあ有名な大学の男が来てな言ったんだよ。


底辺の生活を知りたいからって。


蟹○船の影響かなああるじゃない重労働に耐える小説が。


だけど、なあ底辺ってなんだ?ってなる訳だよ。こっちにしたらな。


俺達は、底辺とは、思ってないんだもちろん上流とも思ってないがな。


日本で土建業で底辺があるとしたら西なーりや山やーだな。

だがあそこも今は、ずいぶん変わったみたいだがな。

イギリ○人を殺した若い男が潜りこんだのは、そう言う日雇い労働者の所だぜ。」