「そうだ!感じろ。この不感症女!私や和美さんなんて感じまくってるよ!」



愛弓が胸を振りながら拳を上げた。


またもや、周りからオオ~と歓声が挙がった。



「愛弓ちゃんそりゃ下品だよ。

まあとにかくあれだ、池本さんきちんとした接触ならこちらは、するがこういうやり方は、駄目だ。
まああれだよ。あれ。今回の地震や原発事故はきっかけだが西日本だからって人事じゃないよ。


中央と地方は違うが日本全体いや極端に言えば世界全体で協力しないとな。


政治やマスコミ色んな物がまともなら俺は、こんな事は、しないがまともじゃないからな。


あんたにゃ分からんだろうな。

まぁあれだ…もう帰ってくれ。


組合長悪いがこの連中を送ってくれ。」


そう言うと次郎は、洞窟の方急ぎ足で戻って行った。



藤本が僕に耳打ちしてきた。



「次郎さん今頃美人って思い出して逃げたな。」



藤本は小さく笑った。