藤本が下に着く直前上から石が河田と河田を人質に取ってる男の周りに降った。
男は驚いて山の方を向いた。
河田も後ろからナイフを突きつけられてる為にそのまま山の方を見た。
藤本は下に着くとそのまま走って河田の身体に体重をのせた蹴りを思い切りいれた。
河田と男はそのまま倒れこんだ。
体当たりじゃなかったのかと僕は、思いながらも必死でそばまで走った。
倒れている河田を引きずるようにして男から引き離した。
男は、頭を押さえながらゆっくり立ち上がった。
河田を何とか安全な距離まで引きずっていった。
藤本が立ち上がった男の顔面にパンチを叩きこんだ。
男は、よろめいたが笑っているようだった。
男は藤本より背は高かった体格的にはそれほどの差はなかったが若かった。
20代後半だろうと思えた。もっと若いかも知れないと僕には、見えた。
「もしかして、亀山組の人かな?」
男は、笑いながら、言った。


