「純一腹が減ると考え過ぎていかんな。
食べようぜ。」



和美の作ってくれたシチューと残してくれた。

おにぎりなどを、二人で食べた。


次郎、食べてる間黙って時々眉間に皺をよせて何かを考えてるようだった。


食べ終わると次郎は、いきなり服を脱ぎ始めた。


パンツまで脱いで裸になるとウオ~!!と叫びながら海に入って行った。


僕は、唖然としながらそれを、見た。


しばらく海に入りウオ!とかアオ!とか叫びながら波と格闘していた。


海からあがると焚き火の前に来てガタガタ震えていた。



「純一さすがに寒いなあ。」



次郎は、震えながら言った。



「いろいろ理屈を捏ね回しのは、得意じゃないな。

感じて行動するしかないな。」



「そうですね。普通におかしいって事を考えて感じればいいんじゃないですか。」



「そうだな。それとあれだ愛弓ちゃんのブログに剣の会湯の街解放同盟の主旨を簡潔に書くのを3人で考えよう。

純一のブログは、読まれてないみたいだがいつかは、読まれるだろうからそっちにも同じ物を書いておこう。」