「僕が君と知り合って、今年で二年目の秋が来ます。僕は相変わらず立派な美容師になろうと残って練習をしています。
そういえば今年は大学卒業の年ですね。あれから僕も就職が決まり、ようやく先に行くことができそうです。

そういえば、今日ついに家に飾っていた花が咲きました。以前、のき先にあったなもない花ですが、きれいな黄色い花を咲かしています。

またなにかあったら手紙を書きますね。それでは」

いつものように、たわいのない内容の手紙を書いて近くのポストへいれる。
それが、僕の「毎日の日課」だった。