「僕の邪魔はしないと。そして、僕の望むとおり、僕の命じたままに動く。それがお前の約束だ。」

 「俺の?やくそく…」

 「誓えるなら僕も約束しよう。お前の…否、お前達の明るい未来を。」

 何を言っているのかわからないが、南は俺に理解させようとはしていないらしい。

 「…誓う…」

 「契約成立だ。破るなら僕は全力でこの世界を壊すからそのつもりで。」

 南は悪魔だった。