「はぁ…はぁ…」 さすがに息がきれる。 教室についたころにはかなり苦しかった。 息を整えて一番窓際にある自分の席へ向かい、カバンを肩にかける。 外からはそれぞれ部活を終わらせる挨拶をしているのが聞こえてくる。 キーンコーンカーンコーン… 下校時刻を知らせるチャイムが鳴った。 よし、帰ろう。 そう思ってドアのほうに向き直ったときだった。 「………凛っ」 ……なんで なんでここにいるの……?