とはいっても近場では学校のやつらに見られてしまう。 車に乗って出掛けたはいいけどどこへ行こうか。 信号待ちでいると隣にランボルギーニが止まった。 『すげぇ、ランボルギーニじゃん。』 亜依菜はキョトンとした顔している。 『あの車めっちゃ高いんだぜ。』 『そうなんだ。』 全く興味がなさそうに返事する。 すると窓が開いた。