「こら~!!姫荷、なにボーっとしてんのよ。今日は真面目に勉強したの~?」

疑わしい目を私に向けてくる璃乃。


「ちゃんと、し「嘘つくなって~!!今日もボーっとしてたくせに~。」………タ…」
「はぁ…姫荷
昨日も私に嘘ついたわよね…」

ギャー!璃乃の顔が鬼だー゛怖いよ~


私は横目で隣にいるやつを睨んだ。

するとやつは、口ぱくで【ば・か】と言ってきた。

ムカッ!もぉ、最悪コイツ大っきらい。


この憎たらしいやつの名前は茂矢 櫂斗。
いつも、なぜか私だけに意地悪する最悪なやつ。